2009年5月10日

Solaris IPMP(IPマルチパス)

IPMPのmemo

 第 30 章 IPMP の紹介 (概要)
 http://docs.sun.com/app/docs/doc/819-0380/ipmptm-1?l=ja&a=view
 > Solaris 10 System Administrator Collection - Japanese   
 > Solaris のシステム管理 (IP サービス) > IPMP

・複数NICで冗長化させるもの
・ネットワークの正常性監視は、下記で行われる。

 1.リンクベースの障害検出
  
  -インターフェースのRUNNING フラグで判断(Solaris10からの機能)

 2.検査信号(Ping)ベースの障害検出 ★こっちが一般的
  
  -デフォルトゲートウェイがある:デフォルトゲートウェイ宛てのPing
  -デフォルトゲートウェイがない:マルチキャストPingに応答するホスト
  -- route add host aaa.bbb.ccc.ddd aaa.bbb.ccc.dddなどと設定することで、
    検査用ホストを手動で設定が可能。
  
   どのホストが検査対象になっているかは、snoopコマンドでicmpのパケットが
   どこに飛んでるかで確認することが可能。
   
・設定ファイルは、/etc/default/mpathd
・障害試験は、if_mpadmコマンド

■手動での設定方法

1.インターフェースをグループ化

 # ifconfig hme0 group testgroup1
 # ifconfig hme1 group testgroup1

2.インターフェースの設定
 
 今回は、二つのインターフェースでサービス用IPアドレスを
 論理インターフェースで構成する事を想定。

 (1)検査用インターフェースの設定

  # ifconfig hme0 10.0.0.1 netmask + broadcast + -failover deprecated up
  # ifconfig hme1 10.0.0.2 netmask + broadcast + -failover deprecated up

 (2)サービス用インタフェースの設定

  # ifconfig hme0 addif 10.0.0.10 netmask + broadcast + up

 これでhme0の経路でLinkDownなどが検地されば「10.0.0.10」が移動する。

 再起動後も有効にしたいなら、/etc/hostname.hme0と/etc/hostname.hme1にも書く。  

 ifconfig結果を載せたいけどblogがエラーになるので、断念・・・

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