2010年3月4日

【iPhone JB】 cerebro でiPhoneの紛失に備える。

JB環境で使えなくなっていた、findmeコマンドの代わりになりそうな、
アプリを、mixiで紹介頂いたので試してみました。

アプリ名は、cerebro 。CydiaのBig Boss Repoにあります。
http://cerebro.ifindmyiphone.com/index.php

まだ詳しく試してませんが、このアプリはインストールすると、
デーモンとして常駐して、30分おきに現在地をcerebro のサーバーに
送信して、今の位置を記録して行きます。

アプリ初回起動時に、メールアドレス等の入力画面になるので、
全て入力して初期登録を行います。
※ここで登録した内容は、cerebro のサイトのアカウントにもなります。

二度目の起動で、http://cerebro.ifindmyiphone.com
ログイン画面が表示され、ログイン出来ればアカウントの登録に成功です。


ちなみにこのアプリのポイントは、help にも書いてありますが、
位置情報の送り先を変更出来ること。

helpの記載通り、定期的な位置情報の更新は特定のURL宛へ、
GETすることで行っているようです。

 ・Help抜粋 GET変数の仕様表
 ID=iPhoneIdentification (40 characters)
 LATITUDE= double (number in degrees)
 LONGITUDE= double (number in degrees)
 ALTITUDE= double (number in degrees)
 ACCURACY= double (number in meters)

実際のhttpのパケットとしては、こんな感じの内容になってました。

GET /recordLocation.php?ID=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
XXXXXXXXXXXXXXXXXX&LATITUDE=99.783366&LONGITUDE=140.669787&ALTITUDE=0.000000&ACCURACY=50.000000&BATTERYLEVEL=0.950000

HTTP/1.1
Host: **********************
User-Agent: Cerebro/1.0 CFNetwork/459 Darwin/10.0.0d3
Accept: */*
Accept-Language: en-us
Accept-Encoding: gzip, deflate
Connection: keep-alive


このGETに対して、自前のサーバーで情報の蓄積と位置を表示する
インターフェースを作れば、自己完結で自分のiPhoneの位置情報を
更新して行くことも可能です。

cerebroの公式サイトでは、Pushで位置情報の更新や音楽を鳴したり
出来るので、あまりURLを変更するメリットはないかもしれないですが、
情報を外出しにしたくないけど、iPhone紛失に備えたい人は、
インストールしてみると良いと思いました。